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24/08/01

大和ハウス、大阪湾岸で冷凍・冷蔵物流施設2棟を開発

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は、大阪市内湾岸部の冷凍・冷蔵物流施設開発を進めている。7月31日に、大阪市此花区で、「DPL大阪舞洲」をしゅん工。2026年7月には、「DPL大阪南港Ⅰ」が大阪市住之江区に完成予定。大阪の湾岸部で、高まる低温物流倉庫の需要に応える。

31日にしゅん工した「DPL大阪舞洲」

冷凍食品から乳製品、野菜まで幅広い物流に対応する冷凍・冷蔵設備を備える。トラックバースは庫内温度を保てる2層構造で、冷凍冷蔵設備は故障やメンテナンスに対応する2系統制御を採用している。総事業費は、DPL大阪舞洲が約350億円、DPL大阪南港Ⅰが約580億円。
 DPL大阪舞洲の所在地は、此花区北港緑地1ノ1ノ18。敷地面積は約2万4731平方メートル。鉄筋コンクリート一部鉄骨造8階建てで、延べ床面積は約11万5989平方メートル。このうち賃貸面積は約8万1713平方メートル。

2026年7月には「DPL大阪南港Ⅰ」が完成予定(イメージパース)

 DPL大阪南港Ⅰの所在地は、住之江区南港東1ノ8ノ10。敷地面積は約3万4372平方メートル。柱が鉄筋コンクリート造、梁が鉄骨造の混合構造5階建てで、延べ床面積は約8万5800平方メートル。このうち賃貸面積は約6万5415平方メートル。