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24/08/01

センコー、新東名浜松SAスマートICそばにグループ初の中継輸送施設

トレーラー・大型トラック約50台分の駐車場を備え、トレーラー交換やドライバーの交代に対応する。後方は建築中の倉庫

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は8月1日、新東名高速道路浜松サービスエリア(SA)スマートインターチェンジ(IC)近くにグループ初となるトラック中継輸送専用の大型施設「ツナグステーション浜松」(浜松市)を開設。関東と関西の中間地点に整備し、長距離幹線の中継輸送を推進する。
 トレーラー・大型トラック約50台分の駐車場を備え、トレーラー交換やドライバー交代用スペースを提供する。さらに、2025年2月には保管・荷さばき用の倉庫も開設し、貨物の積み替えによる中継輸送にも対応する。ウェブシステムへの会員登録・予約で、センコーグループ以外の企業や物流企業も利用できる。
 所在地は浜松市浜名区都田町7816ノ1。浜松SAスマートICから約1キロメートル。東名高速道路の東京ICから約230キロメートル、名神高速道路の吹田ICから約250キロメートルで、関東と関西の中間地点に当たる。ツナグステーションを活用した中継輸送で、従来の2日運行を日帰り運行にすることが可能となる。
 25年2月には倉庫開設と併せ、シャワー・トイレ・自販機などを備えたドライバー専用の休憩スペースも開設する。