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24/07/29

三越伊勢丹システム、「共同配送システム」に福屋が参画

 三越伊勢丹システム・ソリューションズ(本社・東京、箕輪康浩社長)が提供する百貨店向け「共同配送システム」に、2024年の中元期から、広島の百貨店福屋が参加する。同システムを利用する百貨店は11百貨店に拡大する。
 中元・歳暮商品を対象とした共同配送は、三越伊勢丹ビジネス・サポート、メーカー、卸、運送会社と協業した取り組みで、共通の情報基盤として共同配送システムを三越伊勢丹システム・ソリューションズがクラウドで提供している。共同配送では、国内8カ所の物流倉庫ハブや取り組み先こん包所と連携し、届け先に近い拠点で配送伝票を発行し、データを運送会社と連携し、迅速に配送する。
 運送会社は、トラックや人員の確保計画を立てることができ、百貨店は包装を外部委託することで、繁忙期でもスムーズに顧客に中元・歳暮を配送できるメリットが期待できる。