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24/07/26

農産品などの貨客混載、宮城県登米市で農産物直売所への輸送で実証実験

 宮城県登米市津山町の農産品直売所「道の駅津山もくもくランド」で、貨客混載の実証実験が行われる。事前予約制のタクシーを使って、複数の旅客と貨物を混載。道の駅までの〝足〟を確保し、品ぞろえの多様化や利用拡大につなげ、直売所の持続性を高める。

タクシーによる集荷・配送のイメージ

 経営コンサルティング大手のタナベコンサルティングが移動・輸送モデルを設計。事前予約で、旅客の乗車位置・時間を調整。生産地を経由し、道の駅で販売する野菜や果物を集荷し、目的地まで、人とモノを同時に輸送する。
 道の駅農産品直売所では、生産者の高齢化や減少などで、出荷者や出荷量が減少している。また高齢化による買い物困難者の発生もあり、持続可能性が課題となっていた。