• 物流企業

24/07/23

アイエヌHD、愛知・東郷町に中継輸送の拠点用地取得

 アイエヌホールディングス(本社・福岡県吉富町、奈賀幾次郎CEO)は愛知県東郷町に長距離幹線輸送の中継拠点用地を取得する。
 所在地は東郷町諸輪東諸輪。面積は9730平方メートル。連結子会社アイエヌラインの名古屋営業所を愛知県日進市から移転し、総合ロジスティクス事業の中京エリアでの拡大と、長距離幹線輸送のスイッチング拠点の確立を目指す。
 グループは、トラックドライバーの労働規制強化に伴う2024年問題への対策と輸送効率の向上を目的に、長距離・長時間の運行の中継地で、他のドライバーと乗務を交代する輸送形態として、スイッチング輸送への取り組みを強化している。同社グループでは、複数のドライバーが1台の運転をリレーしながら担う方法と、トレーラーの貨物車をけん引するトラクターを交換する方法を取っている。
 用地の引き渡し期日は2025年6月30日で、取得価額は2億4587万9000円を見込む。取得の相手先は非公開。