• 物流機器メーカー

24/07/22

シャープ、「工場内物流最適化展」で自動倉庫など出展

 シャープ(本社・堺市、沖津雅浩社長)は7月24~26日まで東京ビッグサイト(東京・有明)で開催される「第5回工場内物流最適化展」に初出展し、自動倉庫などを紹介する。「デジタルでつなぐ、物流の未来」をテーマに、工場内物流の自動化・省人化ニーズに応えるスマート物流関連のソリューション(課題解決策)を幅広く展示する。
 自動倉庫では、工場・倉庫の保管スペースを2階層以上にして収納力を拡張する「多階層ロボットストレージシステム」を紹介する。川崎重工業の産業用ロボット「デパレタイズソリューション」を組み合わせ、保管スペースへの入庫作業を自動化する活用方法も提案する。
 ピッキングでは、ピッキング対象の品物の場所や個数をプロジェクターで投影する「プロジェクションピッキングシステム」や、デジタル表示器の点灯で作業者を誘導する「無線デジタルピッキングシステム」を出展。保管棚に貼り付けた画像認識コードを読み取り、品物の場所や数量をガイド表示するダイナブック製スマートグラス「インテリジェントビューアAR100」や、保管棚内の在庫有無の検知にも応用可能なシャープセミコンダクターイノベーション製「距離センサ」も展示する。
 この他、シャープがものづくり企業として長年培った生産工程の自動化や省人化ノウハウを生かし、効率的な工場内物流設計を実現するコンサルティングサービスを紹介する。展示ブースは、東京ビッグサイト東展示棟2ホール2G-04。

出店ブースイメージ

プロジェクションピッキングシステムのイメージ