オカムラ、「オートストア」のロボットレンタルを開始

　オカムラ（本社・横浜市、中村雅行社長）は７月、自動倉庫型ピッキングシステム「AutoStore（オートストア）」のロボットレンタルプランの提供を開始した。新規導入時にロボットを購入せずに、レンタルで運用する新プラン。ユーザーは初期投資額を抑えられるほか、ロボットの期間レンタルで台数の増減にも対応。繁閑の取扱物量の変化に合わせた効率的な運用が期待できる。
　専用コンテナを運ぶロボットはレンタルし、ロボット以外の支柱・レールなどのグリッド、ワークステーションのポート、ロボット充電チャージャー、ロボットコントローラーなどは購入する新たな導入形態。システム全体を購入する場合と比べ、初期投資額を約80％に抑えられるという。
　オートストアの導入では、ピーク時を想定したロボット台数での購入が多く、「初期コストを最小限に抑えたい」とのニーズがあった。