• その他

24/07/19

T2、経産省「無人自動運転開発・実証支援事業」に採択

 T2(本社・東京、森本成城CEO)はこのほど、経済産業省の「モビリティDX促進のための無人自動運転開発・実証支援事業」に補助対象事業者として採択された。限定エリアでシステムが全ての操作を行う自動運転「レベル4」による物流サービスの早期社会実装に向けた取り組みをさらに進める。
 T2は採択事業を通じて、将来的な輸送力不足への対応と生活必需サービス維持を目的に、自動運転車両・システムの構築、大型トラック改造による高速道路自動運転機能の搭載を支援するとともに、大規模な走行データを取得する。2024年度中に設定される自動運転車優先レーンを含む区間を実証走行して、レベル4相当の自動運転機能の実現を目指す。
 T2は22年8月に設立。今年5月には、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリア(SA)―浜松SA間でアクセル・ブレーキやハンドル操作をシステムが行う自動運転「レベル2」の公道実証実験を開始。また10月から来年6月にかけては、佐川急便やセイノーホールディングスと協力し、東京―大阪間の高速道路一部区間で実証実験を行う。

経産省の補助事業に採択され、自動運転レベル4による物流サービスの早期社会実装に向けた取り組みをさらに進める