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24/07/17

テス・エンジニアリング、三菱地所などの開発施設でPPA電力を供給開始

 テスホールディングス傘下で省エネ設備の建設を手掛けるテス・エンジニアリング(本社・大阪市、髙崎敏宏社長)は3月、三菱地所と日本生命保険が共同開発した物流施設「ロジクロス相模原」(相模原市)向けに自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー電気の供給を開始した。
 発電容量は2・3メガワットで、年間想定発電量は190万キロワット時。発電した電力の全量を同施設に供給する。二酸化炭素排出削減量は年間815トン。契約期間は20年間。
 テス・エンジニアリングがロジクロス相模原の屋根上に太陽光発電システムを設置。同社が発電事業者として自家消費型太陽光発電システムの所有・維持管理を行うオンサイトPPA(電力購入契約)として再エネ電気を供給する。電気需要者は、太陽光発電システム導入に関わる初期投資が不要となり、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期の安定電源の確保が可能となる。
 テスHDは、中期目標に掲げる「2030年までにオンサイトPPAによる発電容量を250メガワット以上に拡大」の目標に向け、今後も取り組みを積極的に推進する。

オンサイトPPAで再エネ電気を供給する「ロジクロス相模原」