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24/07/17

キリンロジ、フェリー輸送の枠組み再構築で「エコシップマーク」認定

輸送効率向上と環境負荷低減を両立する取り組みが評価された

 キリングループロジスティクス(本社・東京、安藤弘之社長)は、エコシップマーク優良事業者に認定された。清涼飲料水のフェリー輸送の枠組みを再構築し、輸送効率向上と環境負荷低減を両立する取り組みが評価された。
 協力会社と協働し、長野県松本市から北海道北広島市までの清涼飲料水のフェリー輸送で、輸送の枠組みを再構築した。14メートル大型シャーシを使用することで、1台当たり26パレットから30パレットを積載できるようになり、積載効率を27%向上させた。また、車両台数削減で年間約65%の二酸化炭素削減につなげた。
 エコシップマーク認定制度は、国土交通省海事局の協力の下、エコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会が、環境負荷の低減に貢献したと認められる優良事業の荷主と物流事業者を選定している。2023年度エコシップマークの選定委員会は3月22日に開催された。