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24/07/11

佐川急便、9月から置き配を開始

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は9月2日、置き配を開始する。「飛脚宅配便」「飛脚ラージサイズ宅配便」「飛脚航空便」の受け取り時の利便性を高める。再配達を削減し、トラック輸送時の二酸化炭素排出量削減やドライバ―業務の効率化を目指す。
 スマートフォンやパソコンから配達日時の指定・変更ができる会員制ウェブサービス「スマートクラブ」に、荷物の受け取り方法で置き配が選べる機能を追加する。また、無料通話アプリ「LINE」の佐川急便公式アカウントを通じた置き配の選択も可能となる。宅配ボックス、玄関前、ガスメーターボックス、車庫、自転車のかご、物置などを受け取り場所に指定できる。
 佐川急便は現在、個別契約を結んだ荷送人からの出荷を対象に「指定場所配送サービス」として一部の荷物のみ、置き配に対応している。