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24/07/09

SBS東芝ロジ、ハコブの「ムーボ・バース」導入拡大

データ活用で物流効率化を推進する

 SBS東芝ロジスティクス(本社・東京、金沢寧社長)は7月8日、ハコブが提供するトラック予約受付サービス「ムーボ・バース」を新たに全国の22拠点に導入した。従来の5拠点から大幅に導入規模を拡大する。物流データの活用を通じ、さらなる荷待ち時間の削減・庫内作業の改善に取り組む。
 ムーボ・バースの導入拡大で、さらなる物流効率化を図る。トラック運送の生産性向上に加え、庫内作業の効率化、荷受けの段取り、積み込み準備をはじめ「待たせない・歩かせない・書かせない」といった倉庫全体の生産性向上を目指す。
 SBS東芝ロジは2019年に「ホワイト物流宣言」を掲げ、荷積み・荷降ろしによる長時間拘束や荷待ちのロス削減に取り組んできた。22年、ムーボ・バースの導入を開始。先行導入した関西支店大阪南デポで、1日14時間(事務で4時間、現場で10時間)、月420時間の業務時間を削減した。