• 物流企業

24/07/08

ロジスティード、タイヤトラブル予知で住友ゴムと共同実証

 ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は7月、タイヤのトラブル予知によるトラック稼働率向上の実証実験を開始した。住友ゴム工業のタイヤ空気圧・温度管理サービスを導入し、点検業務の効率化、燃費向上、タイヤ寿命について検証する。
 実証期間は約1年間。ロジスティードグループのトラックに、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)を装着し、タイヤの空気圧と温度を監視する。走行中タイヤに異常が生じた場合はドライバーに通知され、車載用通信機からクラウドを通じて運行管理者にもメールで通知される仕組み。一般的なタイヤ空気圧点検では見つけにくい、小さな穴や亀裂による空気漏れも早期発見できるという。
 タイヤトラブルによる車両の稼働停止時間を短縮するとともに、ドライバーと積み荷の安全確保を図る。さらに、適正な空気圧管理による燃費向上、同システムを活用した運行前点検の効率化を目指す。

「タイヤ空気圧・温度管理サービス」の概要