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24/07/04

三井倉庫×いすゞロジ、物流環境大賞「特別賞」を共同受賞

 三井倉庫(本社・東京、鳥井宏社長)といすゞロジスティクス(同・横浜市、井桁一也社長)は、日本物流団体連合会が主催する「第25回物流環大賞」で「特別賞」を共同受賞した。既存の輸出入物流の枠組みに、三井倉庫の物流施設を活用したコンテナラウンドユース(往復輸送)を導入することで、二酸化炭素排出量削減とドライバーの拘束時間短縮を実現したことが評価された。
 2社によるコンテナラウンドユースでは、横浜港を利用する輸入コンテナの空コンテナの一部を三井倉庫の物流施設で一時保管し、いすゞロジの輸出コンテナとして使用する。空コンテナを横浜港に返却せず、いすゞロジの輸出貨物の運搬に使用することで、横浜港で空コンテナをピックアップする従来のやり方よりも短い走行距離で空コンテナを利用することが可能になった。港へコンテナを取りに行く時間の短縮により、1コンテナ当たりの二酸化炭素排出量は従来比54%削減した。

横浜港湾岸地区でのコンテナランドユースの枠組み(左が導入前、右が導入後)