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24/07/02

SBS東芝ロジ、大分ロジセンターがJILS改善事例大会で優秀賞

物流改善事例大会2024で優秀物流改善賞を受賞(右はJILSの大橋徹二会長)

 SBS東芝ロジスティクス(本社・東京、金沢寧社長)の大分ロジセンター(大分市)は6月26日、日本ロジスティクスシステム協会(=JILS)の「全日本物流改善事例大会2024」で優秀物流改善賞を受賞した。作業のビデオチェックによるストレスや作業性向上の要因分析と改善が評価された。
 大分ロジセンターでは、作業者がストレスを受けて業務を行っているとの声を受けて、ビデオチェックで要因を分析。作業中の見る・探す・考える・待つ・かがむなどの行動からストレスが生じていることを発見し、これらを取り除くことで、ストレスの低減と作業時間短縮、品質向上を実現した。
 大分ロジセンターの吉永富士男さんは「暗黙知である現場作業員のストレスを可視化するというアプローチで改善を進めた」と話し、将来は開発中のAIやロボットを取り入れてさらなるストレス軽減と作業性向上に向けて取り組んでいくとした。
 同大会ではSBS東芝ロジの物流改革推進部企画グループが習熟度の異なる作業者の安全品質の維持・向上のための安全支援AIシステムの開発について発表した。
 SBS東芝ロジは、今後も日々の改善活動を継続し、生産性向上を図るとともに、最適なソリューション(解決策)提供による物流コスト低減を目指す。