• 物流施設

24/07/01

ラサール、東京・瑞穂町に物流施設をしゅん工

 ラサール不動産投資顧問(本社・東京、奥村邦彦社長)は6月28日、「ロジポート多摩瑞穂」を東京都瑞穂町にしゅん工した。都心まで約1時間の立地で、首都圏・全国に向けた配送拠点のニーズに応える。

「ロジポート多摩瑞穂」外観

 所在地は瑞穂町高根高根新田623ノ1他。圏央道の青梅インターチェンジ(IC)まで約4キロメートル。敷地面積は約7万827平方メートル。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約16万2113平方メートル。
 最小区画は約2740平方メートルで、最大で48区画に分割可能。さまざまなテナント需要に対応する。全天候型の中央車路式、各階へ直接45フィートコンテナ車が着車可能なダブルランプウエイ方式を採用。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、はり下天井有効高は5・5メートル、柱スパンは11メートル×10メートル。コンテナ用のドックレベラーも配備している。
 1階および4階には休憩室を設置した。24時間利用可能なセルフレジの売店も開設予定。普通乗用車約360台分、大型車40台分の待機場を整備している。また、BCP(事業継続計画)対策で72時間対応の非常用発電機を備える。
 首都圏全域をはじめ、中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道などを経由した広域配送の拠点として活用できる。ラサールによると、しゅん工時点ですでに複数社の入居が決定している。