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24/06/28

西濃運輸、運営するマッチングサイトの定温倉庫登録件数が100件突破

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、髙橋智社長)は、運営する倉庫と物流のマッチングサービス「見つカル倉庫」の定温倉庫登録件数が100件を突破した。物流の2024年問題を背景とした食品の安定供給維持や冷凍食品の需要増加を受け、2022年から定温倉庫の登録件数を拡充。物流DXを促進し、高まる定温倉庫の利用ニーズに応える。
 コールドチェーン専属チームと拠点のプランナーが協働し、登録拡大を行ってきた。24年6月時点で、北海道から九州沖縄地方までの全国各地方で、1棟貸しからEC対応可能な約33平方メートル以下で利用できる物件を含め、115件の定温倉庫を紹介している。
 冷凍食品の品質向上や普及による需要増加など、定温物流市場は年々拡大し、24年度の市場規模は20年度と比べて約12パーセントの伸長が見込まれている。また、物流の2024年問題を背景として、食品の安定供給維持を目的とした物流体制の見直しを図る動きも増加している。
 こうした利用ニーズが高まる一方で、定温倉庫は長期利用がメインで空き倉庫が少なく、借りたいが見つからない不便もあった。
 西濃運輸は今後も、定温倉庫の登録拡大を図り、物流DXをさらに推進し、食品の安定供給の維持を支えていくとしている。

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