ＮＸＨＤ、山形県飯豊町で森林育成活動

　ＮＩＰＰＯＮＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京、堀切智社長）は６月15～16日、山形県飯豊町の「ＮＸグループの森」で森林育成活動を実施した。グループ会社の従業員と家族43人が参加し、植樹や下草刈りなどの森林育成活動を行った。

木の生育の妨げとなる下草を刈って森林保全を図る

　活動初日は、森林インストラクターや地域の運営委員の指導の下、苗木の生育を妨げる雑草を刈り払う下草刈りや、森林資源の活用としてイタヤカエデの原木へのキノコの植菌を実施。２日目はさくらんぼの収穫や森林教室など、地域住民と交流しながら森林に触れ、学ぶ活動を行った。

原木にキノコの菌種を植え付ける作業も実施

　ＮＸグループは、環境社会貢献活動の一環として、飯豊町と鳥取県日南町にＮＸグループの森を設置。「森の多面的機能を高める」「地域社会への貢献」「環境人材の育成」をコンセプトに、年に２回、町役場や森林組合などの協力・指導の下、森林育成活動を行っている。これまで約2000人が参加し、１万1000本以上の苗木を植樹した。