ＡＺ－ＣＯＭ丸和、Ｃ＆ＦロジＨＤへのＴＯＢ不成立に

　ＡＺ－ＣＯＭ丸和ホールディングス（本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長）は６月19日、Ｃ＆Ｆロジホールディングスへの株式公開買い付け（ＴＯＢ）で買い付け予定数の下限に満たず買い付け終了となり、ＴＯＢは不成立となった。
　ＡＺ－ＣＯＭ丸和ＨＤは５月２日からＴＯＢを開始。買い取り価格は１株当たり3000円。応募株券の合計は72万8900株で、買い付け予定数の下限として設定した1081万1204株に満たなかった。
　ＳＧホールディングスはＡＺ－ＣＯＭ丸和ＨＤに対抗し、Ｃ＆ＦロジＨＤへのＴＯＢを実施。ＳＧＨＤのＴＯＢの期間は７月12日まで。ＳＧＨＤのＴＯＢに対し、Ｃ＆ＦロジＨＤは取締役会で賛同を決議している。Ｃ＆ＦロジＨＤは６月20日、文書を公表し、株主に対しＳＧＨＤの公開買い付けに応募するよう呼び掛けている。