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24/06/25

冷食大手5社、共同保管・配送やGXへ協働

 味の素冷凍食品(本社・東京、寺本博之社長)、テーブルマーク(同・同、松田要輔社長)、ニチレイ(同・同、大櫛顕也社長)、ニッスイ(同・同、浜田晋吾社長)、マルハニチロ(同・同、池見賢社長)は、冷凍食品物流の持続的成長に向けて取り組む。5社で協力し、冷凍食品の共同物流の拡大を図る。
 5社の協働体制で、共同保管・配送による積載率の向上と物流ネットワークの安定化、物流現場の生産性向上を目指す。また、共通プラットフォーム(基盤)によるデータ共有・利用で、物流GX・DXを推進する。
 冷凍食品物流には、手荷役が多いなど特有の課題がある。5社はこれまでも、個社同士で連携して全国各エリアでの共同物流を行ってきた。今後は既存の枠組みを超えて協働する。日本冷凍食品協会が2023年12月に公表した「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に従って取り組む。冷凍食品物流のさらなる基盤強化を図り、業界標準化の促進につなげる。