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24/06/24

ACROSS、東西2拠点の活用で低価格のEC納品代行

 ACROSS(=アクロス、本社・奈良県安堵町、寺岡宏治代表取締役)は6月14日、EC納品代行サービス「ACROSSサンゴー便」を開始した。神奈川県座間市、奈良県安堵町の東西2拠点を活用し、EC事業者の物流コストの削減を後押しする。
 1箱350円から、アマゾンのフルフィルメントサービス・フルフィルメント by Amazon(=FBA)や楽天スーパーロジスティクス(RSL)への納品を代行する。1万7160平方メートルの物流施設「ACROSS座間」と1万4850平方メートルの同「ACROSS奈良」を東西の旗艦拠点と位置付け、全国を網羅する物流網で対応する。
 同社によれば、運送料は業界最安値水準、保管料も既存サービスの約3分の1に抑えることが可能という。ACROSSのフルフィルメントサービス「ロジメイト」との併用で、ECの出荷コストを大幅に削減できる。受注管理システム(OMS)・WMSも備え、国内外からのコンテナ入庫も可能。OMS・WMS連携で在庫を一元化し、BtoC配送にも対応する。また、セット組みやこん包などの流通加工のニーズにも応える。

2024年新築の「ACROSS座間」

2023年新築の「ACROSS奈良」