- 物流企業
24/06/20
東京ロジファクトリー、埼玉県川越市に物流施設を開設
東京ロジファクトリー(本社・東京都立川市、細川武紀社長)は6月19日、埼玉県川越市に「鶴ケ島第2物流センター」を開設した。既存施設と連携して物流サービス拡充を図る。
新施設の所在地は、川越市竹野14ノ1。富士見工業団地内。敷地面積は1万492平方メートル。鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積は2万3406平方メートル。海上コンテナのバンニング・デバンニング作業に対応したドックレベラーを4基設置。垂直搬送機3基と荷物用エレベーター3基を備え、上下搬送を活用して荷さばき場・トラックバースの回転を上げる。2~4階には空調も備える。屋上に設置した太陽発電装置の発電電力を自家消費する。
2024年中に約7割を稼働する。既に複数社の物流業務が決定している。
立地する富士見工業団地は、東武東上線の若葉駅から徒歩圏内で、商業・住宅地が近く雇用面で優れ、既に100人規模で採用を決定している。同工業団地内に20年に稼働した物流施設「鶴ケ島物流センター」(埼玉県鶴ケ丘市)では、従業員約150人が化粧品、日用品、精密機器の物流業務に従事。既存施設と倉庫、人、車両、自動仕分け機などの共有が期待できる。
東京ロジファクトリーの埼玉県下での物流拠点は12棟目。総延べ床面積は18万1500平方メートルで、約600人が業務に従事している。