- 物流施設
24/06/17
日本GLP、施設周辺の交通安全マップを入居企業と共同で作成
日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)はこのほど、運営する物流施設の入居企業と共同で施設周辺の交通情報をまとめた地図「セーフティーマップ」を作成した。ドライバールートの最適化や従業員・地域住民の交通事故防止につなげる。
セーフティーマップは、千葉県流山市の「GLP ALFALINK(アルファリンク)流山」と相模原市の「GLPアルファリンク相模原」の入居企業に聞き取りした情報を基に作成。施設から周辺2キロメートルの交通情報をまとめた。地図アプリ「グーグルマップ」のマイマップ機能からもアクセスできる。今後は、アルファリンクの専用アプリからも閲覧可能となる。
トラックドライバー向けと歩行者向けの2タイプがあり、トラックドライバー向けでは道幅の狭い地点や渋滞になりやすい地点などの情報を確認でき、走行ルートの最適化をサポートし、スムーズな輸配送につなげ、労働規制強化に伴う2024年問題に対応する。歩行者向けでは夜間に視界の悪い交差点や歩行者・自転車の通行が多い地域、危険な道路などの情報で、施設従業員や周辺住民の交通事故を防ぐ。
日本GLPは、セーフティーマップを入居企業や、地元自治会・警察署に配布・共有し、地元小学校への配布も予定する。今後も、地域社会の環境に配慮した施設を提供し、企業と地域の持続可能な発展に貢献する。