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24/06/14

プロロジス、次世代リーダー育成セミナー「プロロジスアカデミー」開講

昨年度の「プロロジスアカデミー」東京会場講義風景

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は6月7日、物流業界の次世代リーダー育成を目的とした「プロロジスアカデミー」を開講した。カリキュラムは全8回。物流業界の最新事例を取り入れたケーススタディやディスカッション、ロボティクス企業のセミナーなど、実践的な内容で構成する。
 今年度は、東京と大阪の2会場で実施。プロロジスの施設の顧客である商社・メーカー・消費財・食品卸・流通、物流企業などさまざまな業種から若手人材16人が参加した。異業種の受講生が交わることで、各々の現場での課題を理解し合い、次世代物流に向けた新しい発想や気づきを促進させる。
 講師は、プロロジスのコンサルティングパートナーCAPES社の西尾浩紀氏が担当。全8回で、物流業界のこれまでの取り組みや未来の物流をテーマにした受講生によるプレゼンテーションとグループディスカッションなどを実施。物流業界で革新的な取り組みをしている企業の具体例を学ぶオンラインセミナーや施設見学なども行う。

昨年度開催された「プロロジスパーク猪名川1」見学会

 プロロジスアカデミーは、物流業界の未来を見据えて変革に挑めるスキル、高い視座、リーダーシップを持つ人材を育成することが目的。2019年度にスタートし、現在6期目。昨年度からは東京に加え、新たに大阪でも開講。これまでの受講生はのべ53人。受講生同士や卒業生が交流できるコミュニティサイトや交流会の機会も提供している。