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24/06/13

センコー、「スキマバイト」中心の物流センター運営へ実証実験

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は6月、スポットワーカー中心の物流センターの運営に向けた実証実験を開始した。単発アルバイトのマッチングサービス「タイミー」を手掛けるタイミー(同・東京、小川嶺代表取締役)と連携して取り組む。多様な働き方の「スキマバイト」を活用し、物流の人手不足の解消につなげる。

センコーの杉本社長(中央右)とタイミーの小川代表取締役(同左)

 センコーの千葉県印西エリア・埼玉県浦和エリアのセンターで、タイミーを通じてマッチングされた幅広い層の人材を中心にセンター運営を行う。「朝はシニア、昼は主婦や主夫、夕方は学生」など、時間帯によって働き手が変わっても円滑に運営できるよう業務の標準化を行う。
物流に関係する労働人口を増やすとともに、労働力移動を促進し、物流業界の課題解決を図る。労働者側が「働きたい時に働ける」という環境をつくり、残業の削減もできる持続可能な物流センターの実現を目指す。