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24/06/07
センコーGHD×JR貨物、災害時の代行輸送新造船「扇望丸」8月就航
センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)とJR貨物(同・同、犬飼新社長)は6月5日、災害発生時に鉄道網が寸断された場合、JR貨物のコンテナを代行輸送する新造船「扇望丸」の進水式を行った。2社の共同船。8月にも就航する。
新船は、全長約76・32メートル、全幅約12・50メートル、深さ約7メートルでバラ貨物・コンテナを扱う貨物船。総トン数は499トン。積み荷積載量は1600トン。満載航海速力は約12・2ノット。航行区域は沿海(非国際)。
通常はセンコーGHDが顧客の原料・資材輸送専用船として運航する。災害発生などで貨物鉄道網が寸断された場合、JR貨物が実施する災害代行輸送に使用する。JR貨物の12フィートコンテナを最大80個積載し迅速な船舶代行を行う。
センコーGHDは、既存顧客との取引拡大のみならず、災害発生時の代行輸送にも迅速に対応できる体制を確立し、鉄道輸送サービスの安定化に貢献する。
JR貨物は、災害など輸送障害時の対応力を強化することで、安全・安心な物流サービスを実現する。