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24/06/04

アルプス物流、千葉県成田市の「ロジスクエア成田」を一棟借り

 アルプス物流(本社・横浜市、臼井賢代表取締役)は、5月31日にしゅん工した千葉県成田市の物流倉庫「ロジスクエア成田」を一棟借りし6月から稼働を始める。事業拡大に伴う成田地区の再編を検討している中、成田国際空港(千葉県成田市)至近に立地の利便性を評価し入居を決めた。開発を手掛けるシーアールイーが発表した。
 所在地は、千葉県成田市吉岡。敷地面積は約3万1716平方メートル。鉄骨造平屋建てで、延べ床面積は約1万8022平方メートル。4分割可能なマルチテナント型。
 東関東自動車道成田インターチェンジ(IC)から約7・2キロメートル、成田空港の貨物地区の出入り口から約6・0キロメートルに立地。圏央道も利用して、関東一円への航空貨物の配送拠点として利便性が高い。
 施設は、外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用。床荷重は1平方メートル当たり2・5トンで有効高は5・5メートル以上。トラックバースを南北両面に配置し、北側には大型トラック29台が同時接車可能な高床バース、南側には大型のひさしを備えた低床バースを設け、多様な入出庫作業ができる汎用性の高い設計。
 また、車両動線を一方通行とし、ドライバーの負担軽減のため10台分の大型トラック待機スペースを確保した。
 全館空調設備を完備。平屋建てのメリットを生かし、柱スパンを最大限に確保した。

アルプス物流が入居する「ロジスクエア成田」外観