- 物流企業
24/06/03
日通、福岡中央ロジスティクスセンターでハラル認証を取得
NXグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は4月30日、福岡市の福岡航空支店「福岡中央ロジスティクスセンター」でハラル物流認証を取得した。今後需要の増加が見込まれるハラル製品の輸出に関わるニーズに応える。
九州は牛肉の生産地として、米国、香港向けをはじめとして和牛の輸出が盛んな地域。九州発の牛肉輸出実績は年々増加傾向にあり、アラブ首長国連邦やイスラム教徒の多い東南アジアでも需要が拡大している。2024年5月には農林水産省がマレーシアで「輸出支援プラットフォーム」を設立するなど、海外での日本産ハラルビーフのニーズはさらに高まると予想されている。
福岡中央ロジスティクスセンターは19年7月のしゅん工から現在に至るまで、九州各地から輸出される生鮮食品を数多く取り扱っている。これまで培った知見を生かし、高まる顧客ニーズに対応するため、今回、日本アジアハラール協会によるハラル物流認証取得に至った。