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24/06/03

タカネットサービス、栃木パーツを完全子会社化 再生部品販売を展開へ

 中古トラックの売買やリースなどを手掛けるタカネットサービス(本社・横浜市、西口高生社長)はこのほど、自動車リサイクル事業を行う栃木パーツ(同・栃木県佐野市、清水暁代表取締役)の全株式を取得し、完全子会社化した。再生部品販売など新サービス展開で、より顧客満足度の高いサービスを実現する。
 栃木パーツは南日本運輸倉庫のグループ会社で、関東デイリーの子会社。1974年に自動車解体業としてスタートし、90年に法人化。法人・個人からの中古自動車買い取り、解体を手掛ける。またリサイクル可能部品を、中古車再生部品として地域の自動車修理業者などへ販売している。
 タカネットサービスは、栃木パーツの保有する自動車リサイクル事業のノウハウや設備を取り入れ、中古車再生部品販売などの新たなサービス展開が可能となる。主力事業である中古トラックの販売・買い取りでも、中古車再生部品の安定的な入手が可能となるため、高品質で費用対効果に優れた中古車両の提供や、部品買い取りを前提とした車両買い取りが可能となる。
 タカネットサービスは、顧客ニーズに沿ったサービスを提供し、事業を通した物流業界の持続的な発展と社会貢献を目指す。