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24/05/31

メニコン、福通・千葉八千代支店にコンタクトレンズの物流集約

5月23日の業務安全祈願祭には、メニコンの川浦康嗣社長兼COO(左)、福通の小丸社長をはじめ両社関係者20人が出席した

 メニコン(本社・名古屋市、田中英成会長兼CEO)は5月7日、コンタクトレンズの物流拠点「グローバルロジスティクスセンター」を千葉県八千代市の福山通運の支店に開設した。北日本ロジ機能を移管し、関東以北をメインとする日本全国に向けた配送を開始した。2024年度中には、海外向け拠点の小牧ロジスティクスセンターから海外製品の輸入業務も集約する。
 グローバルロジスティクスセンターは、八千代市上高野1353ノ4福山通運・千葉八千代支店内。メニコンは同支店のうち延べ床面積約1万6876平方メートルを賃借する。
 国内配送体制を再編する。配送先の3割以上を関東圏が占めるため、センターを消費市場に近接させて二酸化炭素排出量の抑制を図る。また、業務の自動化・デジタル化による省人化を進め、ドライバーの負荷軽減と、ドライバーの残業上限規制に伴う物流2024年問題への効果を見込む。さらに、物流業務のグローバル化を図り、海外に向けた出荷機能も高める。