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24/05/31

JR東、駅の多機能ロッカーで「宅急便」受け取り可能に

 JR東日本スマートロジスティクス(本社・東京、市原康史社長)は5月31日、首都圏の駅構内などに設置している多機能ロッカー「マルチエキューブ」の機能を拡張する。Packcity Japanのオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」の受取機能を導入。ヤマト運輸の「宅急便」「宅急便コンパクト」の受け取りが可能となる。

利用方法

 ヤマト運輸の会員サービス「クロネコメンバーズ」の配達予定通知などを通じて、受け取り場所が選択できる。ヤマト運輸のドライバーが指定のマルチエキューブに荷物を納品する。利用者は、納品時にヤマト運輸が通知する認証コードを入力して荷物を取り出す。
 対象ロッカーは東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県で計15台。今後、順次拡大する。各駅の始発~終電の時間帯に利用できる。また、一部ロッカーは24時間受け取り可能。

「マルチエキューブ」外観(イメージ)

 JR東グループは5月29日現在、東京駅・新宿駅構内などに計145台のマルチエキューブを設置している。2026年度までに、首都圏を中心に約1000台を展開する。