三菱倉庫、東証の「ＤＸ銘柄」に

　三菱倉庫（本社・東京、斉藤秀親社長）は経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構の「デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）銘柄2024」に選ばれた。昨年の「ＤＸ注目企業2023」に続く選定。
　ＤＸの位置付けを明確に示し、10年間で500億円のＤＸ推進予算を確保して組織・制度の整備が進んでいること、スタートアップ企業投資で新規ビジネスの創出に取り組んでいること、業界に先駆け医療品物流プラットフォーム（基盤）を構築したこと、経営トップ自らが積極的に情報発信を行っていることが評価された。
　同社グループは2030年までに目指す姿を「ＭＬＣ2030ビジョン」として定め、実現に向けて先端技術活用による業務効率化やイノベーション（変革）創発を推進している。
　ＤＸ銘柄は、東証に上場する企業の中から、デジタル技術を前提としてビジネスモデルなどを抜本的に変革し、新たな成長・競争力の強化につなげていくＤＸに積極的に取り組む企業を選定するもの。