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24/05/27
三井不×東大、高層ビル内のドローン垂直物流を考案
三井不動産(本社・東京、植田俊社長)は、ドローン垂直飛行による新たな配送の仕組みを考案した。東京大学との共同研究。高層の建物内物流で、一定の需要レベルまではエレベーターよりも早く省電力と分析し、垂直物流システムの有効性を明らかにした。
待ち時間が長くなりがちなエレベーターに代わる垂直の輸送システム。高層ビル・高層マンションなどの建物内に設置された専用空間で、ドローンが垂直飛行する。また、垂直離着陸可能な各階ポートで荷物を配送する。数理モデルで、エレベーター配送と比べて消費電力、待ち時間共に有利になる条件を分析した。ドローンとエレベーターを協調させた新たな建物内物流実現の可能性も示した。
三井不のイノベーション推進本部産学連携推進部の藤塚和弘氏、東京大学先端科学技術研究センターの江崎貴裕特任講師、井村直人特任研究員、西成活裕教授らによる研究グループが、「三井不動産東大ラボ」の支援で共同研究に取り組んだ。