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24/05/24

福通・小丸交通財団、マレーシアの大学で日本語作文スピーチコンテスト

マレーシア国内の「交通」をテーマに9人がスピーチを披露した

 小丸交通財団(小丸成洋理事長)は5月18日、マレーシアのマレーシアイスラム科学大学で同校と福山市立大学、マレーシア日本語教師会との共催で「日本語作文スピーチコンテスト」を開催した。福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は特別協賛をした。コンテストでは、マレーシア国内での交通安全意識の向上を目的に「交通」をテーマに9人がスピーチを披露した。最優秀賞は、「マレーシア人がイードの交通渋滞中に行う面白いアクテビティについて」をスピーチしたマレーシアイスラム科学大学のナビラ・アティラ・ビンティ・ヌルルア・リフィンさんが受賞した。
 また同日には、マレーシアイスラム科学大学の「小丸文庫」へ日本語書籍の寄贈式も行われた。2023年の小丸文庫開設以降、日本語教育に役立ててもらうため日本語書籍45冊を寄贈している。今後も、日本語作文スピーチコンテストの開催による交通安全意識向上や、小丸文庫を通じた学生交流の場の創出などにより、日本とマレーシアの相互理解をさらに深め、交友関係の強化を目指すとしている。

日本語書籍の寄贈式を執り行った。延べ45冊を寄贈した

 マレーシアイスラム科学大学は、マレーシア政府の出資により1998年に設立されたイスラム系の大学。2016年には言語マネージメント学部に日本語学科が開講され、マレーシアでは2番目の語学学位プログラムを提供している。