- 統計・データ
24/05/23
22年度のトラック企業の経営状況、人件費・燃料費負担が増加
全日本トラック協会(坂本克己会長)がこのほど公表した2022年度版経営分析によると、トラック運送企業の費用は22年度、前年度比3・4%増の2億5374万1000円。人件費や燃料油脂費が大きく増加した。
営業費用の37・4%を占める人件費は、同4・5%増の9485万円。燃料油脂費は同12・0%増の3730万8000円だった。そのほか事業用自動車の修繕費や自動車リース料、道路使用料、フェリーボート利用料などが上昇した。一方で、減価償却費や保険料、傭車費などは減少している。
全ト協の経営分析は、対象企業の決算書を分析。今回は、21年10月~23年8月までを対象期間とし、提出された2532社の決算書を分析した。