三菱電機ロジ、ハコブの「ムーボバース」を追加導入

　三菱電機ロジスティクス（本社・東京、四方壽一社長）は、Ｈａｃｏｂｕ（＝ハコブ、本社・東京、佐々木太郎社長兼ＣＥＯ）が提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth（ムーボ・バース）」を新たに24カ所の物流拠点へ導入する。トラックが倉庫に到着して出発するまでの荷待ち・荷役時間を把握し、データに基づき荷主と一体となった荷待ち・荷役時間の削減に向けた取り組みを加速する。
　今回の増設で2021年５月から導入してきた三菱電機ロジのムーボ・バース設置拠点数は合計34カ所に拡大した。
　同社の中本勝也専務物流戦略統括部長は「サプライチェーン・マネジメント（供給網管理）での品質・納期・環境の最適化を図り、確実に輸送できる実行力のある会社として、情報基盤の構築に向けた投資を実行しており、トラックバース管理の基幹システムとなるムーボ・バースを主要拠点に拡大導入した」とコメント。また、木下武志物流戦略統括部物流技術部基礎技術グループリーダーは今後について「待ち時間の把握・分析のため、ムーボ・バースの導入拡大を決定した。ムーボ・バースで蓄積した荷待ち・荷役時間のデータを分析し、荷待ち問題の対策を図っていく」とコメントしている。