東部ネット・新中計、27年３月期の売上高目標は115億円

　東部ネットワーク（本社・横浜市、若山良孝社長）は2027年３月期を最終年度とする３カ年の中期経営計画を策定した。売上高は24年３月期比11・６％増の115億円、営業利益は同74・６％増の５億5000万円を目指す。コア事業に投資し、持続的な成長を図る。
　新中計「トライ2034（2024ー2026）」は、34年度までの長期ビジョン実現に向けた第１次中期経営計画。長期ビジョン全体で成長投資130億円、効率化・ＤＸ５億円、Ｍ＆Ａ35億円の計170億円を投資する。
　重点テーマの一つに「コア事業の進化」を掲げ、輸送業務やトランスポート・サービス（配車センター業務）、３ＰＬに投資し、グループ間で連携し、産業用ガス輸送を含めたさらなる成長を目指す。コア事業に加え、物流コンサルティングやガス容器検査・整備事業などの新規事業に取り組む。
　経営インフラにも投資し、安全管理体制の整備、ＤＸによる業務効率化、人材確保・定着支援や福祉厚生制度の拡充を進める。