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24/05/20

日鉄興和不、神奈川県厚木市に「LOGIFRONT厚木」しゅん工

 日鉄興和不動産(本社・東京、三輪正浩社長)は3月、神奈川県厚木市にボックス型物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)厚木」をしゅん工した。ロジフロントシリーズ第10弾。

「LOGIFRONT厚木」外観

 所在地は、神奈川県厚木市上依知上野原3025。敷地面積は9909平方メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリート造5階建て・ボックス型倉庫で、延べ床面積は2万256平方メートル。各フロアの賃床面積は、倉庫・事務所・共用部などを含め4032平方メートル。圏央道相模原愛川インターチェンジから約2・8キロメートルの神奈川県内陸工業団地のほぼ中央部に立地。厚木市内、相模原市内への配送や、東名高速道路、中央高速自動車道の利用により、広域物流拠点としても優位性を備える。同工業団地は中津原台地に広がる堅固な地盤を持ち、洪水・浸水の可能性が低く、BCPの観点からも高い安全性が期待できる。
 設備は、荷物用エレベーターと垂直搬送機を建物の南北にそれぞれ2基ずつ配置。ドックレベラーも2基標準装備し、2分割まで区画分割も想定した計画。出入り口を2カ所設け、大型車両と通勤者・自転車・一般車の動線を分離し、安全性に配慮した動線計画とした。

2階部分倉庫

 倉庫内は、柱スパン約11メートル・はり下天井有効高5・5メートルを確保。1~4階は筋交いを配置していないため自由度の高いレイアウトが可能。また、床荷重1平方メートル当たり1・5トンを確保し汎用(はんよう)性の高い仕様にした。エントランスはオートロックでセキュリティー面も充実させた。全館LED照明をはじめ、人感センサー付き照明を採用。テナントの業務形態や施設レイアウトに応じて、監視カメラやセキュリティー機器のレイアウトもできる。