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24/05/16

第一貨物、山形・東根市にスリーエムジャパンプロダクツの倉庫7月稼働

 第一貨物(本社・山形市、米田総一郎社長)は5月15日、「東根臨空物流センター」を山形県東根市にしゅん工した。エリア最大規模の物流施設。スリーエムジャパンプロダクツの原材料の保管・供給業務を受託し、7月上旬から稼働する。

「東根臨空物流センター」外観

 所在地は東根市神町西原1817。敷地面積は約2万3366平方メートル。倉庫部分は平屋建てで、延べ床面積は約9735平方メートル。このうち25度の定温倉庫は約8130平方メートル。はり下有効約10メートルの高天井で、高多層式ラックを備え、約5000パレットが収容できる。

定温庫

 車両接岸部は庫内温度の維持や風・雨・雪の吹き込みを考慮し、ドックシェルター仕様。トラックバース8台分を確保している。床や外壁部、屋根には断熱材を施し、定温倉庫機能の向上と空調負荷の低減を図る。また、倉庫と事務所の照明はLED(発光ダイオード)や調光可能な器具で、省エネや環境に配慮した。

荷さばき場・車両接岸部

スリーエムジャパンプロダクツの山形事業所から約900メートルの立地。また、第一貨物の東根物流センターからは約1・5キロメートル、同天童支店からは約4・5キロメートルに位置する。