• 物流企業

24/05/16

セイノーHD、4社の共創アイデア事業化へ

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は4月、共創パートナー募集の取り組み「セイノーO.P.P.イノベーションプログラム」で、ステイウェイ、ミレトス、グリーンテック、スペースワスプの計4社を採択した。新たな価値の創出に向けて、セイノーグループの土地・建物・車両などの資産を活用する。実証実験などで支援しながら、それぞれの共創アイデアの事業化を目指す。

4社の共創パートナーと新たなサービスを構築する

 共創アイデアは、ステイウェイが「デジタル経営支援サービス」、ミレトスが「共創ソリューションバックオフィス系AI-BPOサービス」、グリーンテックが「スマートQCプロジェクト」、スペースワスプが「サステナブルO.P.P.」。物流とは異なる視点でアセットを活用することで、中小企業が中心となるセイノーHDの顧客の課題解決を図る。
 エイコン運営のオープンイノベーションプラットフォーム(基盤)「AUBA(アウバ)」を通じ、約120社の応募があった。書類・面談選考を通過した10社が4月25・26両日、最終選考のイベント「セイノーO.P.P.ビジネスビルド」に参加。プレゼンテーションなどを経て4社が共創パートナーに決定した。また、セイノーHDは今後、他6社についても個別に共創アイデア事業化へ向けた協議を続ける。