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24/05/07

マーキュリア、SC投資ファンドを組成 三菱倉庫や山九が参画

 マーキュリアインベストメント(本社・東京、豊島俊弘代表取締役)は4月26日、日本の物流・サプライチェーン(SC)領域のベンチャー企業などを支援する投資ファンド(基金)「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」を組成した。三菱倉庫が3億円を出資。山九、日本政策投資銀行も参画している。
 物流・サプライチェーン領域で革新的な技術・ビジネスモデルを持つベンチャー企業、大手企業からのスピンアウト(一部門を切り離し新会社として独立させること)、JV(共同企業体)などに投資する。資金面に加え、同投資事業有限責任組合への投資家との連携・協業の促進を通じて事業面での成長支援も行う。
 今後も新たな投資家の参画を進め、総額30億~50億円のファンド規模を目指す。

「マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合」の投資テーマ例。この他、将来的に物流・サプライチェーン領域への展開・応用が期待できるテクノロジー・ビジネスモデルも含む