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24/05/07

福通・小丸交通財団、インドネシア産学連携の意向書を締結

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)と小丸交通財団(小丸成洋理事長)は4月29日、インドネシアのダルマプルサダ大学、福山市立大学、現地企業ネクスト・ニッポン・テクノロジーと産学連携に関する意向書を締結した。
 インドネシア国内での日本語作文スピーチコンテストや福通へのインターンシップ、日本語教育などの産学連携を促進する。語学教育をはじめ、日本とインドネシアの文化交流を推進し、両国間の友好関係の強化を目指す。
 また、福通と小丸交通財団は同日、ダルマプルサダ大学の「小丸文庫」に日本語書籍を寄贈し、寄贈式を行った。2017年の同文庫開設以来、約980冊の日本語書籍を寄贈してきた。文学部日本語学科には多くの学生が在籍し、日本語を学んでいる。日本語を学ぶ学生に学習や相互交流の場を提供し、両国間の友好関係の強化に貢献していく。
 小丸交通財団は13年、交通安全思想の普及啓発を目的に創立。日本国内の小学校を中心に全国で交通安全教室を開いているほか、海外では日本語作文スピーチコンテストを開催。日本語を学ぶ学生に成果発表の機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を図っている。

ダルマプルサダ大学で産学連携の調印式を行った(左から、福山市立大学の佐藤利行学長、小丸理事長、ダルマプルサダ大学のアグスサリム・ダスキ学長、ネクスト・ニッポン・テクノロジーの橘孝志社長)

小丸文庫への寄贈式の模様(左から、ダルマプルサダ大学日本語学科のハユン・ヌルディニヤ学科長、小丸理事長)