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24/05/02

CBクラウド、軽貨物事業者間での「黒ナンバー車共同使用」サービス

 CBクラウド(本社・東京、松本隆一代表取締役兼CEO)は5月から、車両メンテナンスによって稼働できず、収入機会が減少してしまう軽貨物ドライバ―の課題を解決するため、CBクラウドが保有する車両を代車として一時的に提供するサービス「ピックゴー黒ナンバー車共同使用」を開始する。まずは1都3県から開始し、順次提供エリアを拡大する。
 従来、軽貨物の黒ナンバーでは公的に代車が認められず、車両メンテナンスの際、軽貨物事業者のドライバ―が働きたくても仕事ができないという課題があった。3月29日に国土交通省から通達が出され、サービスを提供可能な環境が整ったことを受け、新サービスに乗り出す。軽貨物事業者のドライバーは、安心して自己所有車を車検や修理に出せるようになることで、収入機会の増加につながるだけでなく、車両故障を予防し安全の強化にもつながる。
 CBクラウドは創業以来、配送ドライバ―が活躍できる環境づくりに取り組んでおり、2023年3月には、車両故障を予防するために必要なサービスを一括で受けられる軽貨物ワンストップメンテナンスサービス「カーサポ365」をドライバー支援プログラム第1弾としてスタート。ピックゴー黒ナンバー車共同使用は同プログラム第2弾。
 松本代表取締役兼CEOは「新サービスは、配送現場や配送パートナーの課題に向き合ってきた当社だから設計できたプログラムだと自負している。ピックゴーを支えてくれている配送パートナーの皆さんに支持され、喜んでもらえる仕組みづくりに今後も努めていく」とコメントしている。