• 船・鉄道

24/05/01

JR西日本イノベーションズ×JR貨物、陸上養殖の生鮮品を鉄道輸送

 JR西日本イノベーションズ(本社・大阪市、川本亮社長)は5月9~11日、陸上養殖事業で得た水産物の輸送で、JR貨物(同・東京、犬飼新社長)の鉄道輸送を使用する実験を行う。安定輸送の実現と二酸化炭素削減を目指し、持続可能な社会実現に貢献する。

 

水産品輸送で、鉄道輸送をトライアル

 宮城県気仙沼市~大阪府寝屋川市の輸送で、幹線の一部に鉄道輸送を使用する。5月9日に気仙沼の出荷元でトラックに積み込み、JR貨物の仙台貨物ターミナル駅(タ)から大阪に向けて出荷。翌10日に大阪府の吹田タに到着。翌11日にスーパーマーケット万代の寝屋川フローズンセンターに配送する。輸送量は冷凍ギンザケの切り身8トン。
 今後、輸送結果を踏まえ、大量・大型の水産物輸送で地域の生産者や卸、量販店などを対象とした輸送・販売の実用化を進めていく。