鴻池運輸、安曇野市にサントリーＨＤのミネラルウォーター専用倉庫を稼働

　鴻池運輸（本社・大阪市、鴻池忠彦会長兼社長）は４月23日、長野県安曇野市に「安曇野営業所 第２倉庫」を稼働した。サントリーホールディングスのミネラルウォーター専用の保管・配送拠点として稼働する。

　新倉庫の所在地は、安曇野市穂高牧1110。鉄骨造２階建てで、延べ床面積は１万1000平方メートル。２階にはレーザー誘導方式無人フォークリフトを６台導入し、製品の入出庫・保管作業を自動化することで、２階フロア全体を無人で運用できる。また倉庫全体の電力は太陽光発電の電力を使用する。
　サントリーＨＤのミネラルウォーターの専用倉庫として稼働する。天然水の専用工場に新しく製造ラインが追加されるに伴い、既存の第１倉庫に隣接して開設した。２棟合計では、延べ床面積は３万100平方メートル。
　鴻池運輸が、倉庫のフロア全体を無人化するのは同社初の試み。無人化により物流現場の労働力不足を解決して生産性を向上し、顧客製品の安定供給に貢献する。