大和物流、千葉県印西市に「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設

　大和物流（本社・大阪市、杉山克博社長）は５月１日、千葉県印西市に「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設する。近隣で稼働中の「千葉ニュータウン物流センター」が満床状態のため受け皿を拡大すると共に、効率的なセンター運営へ向け２つのセンターで一体的な運営を図る。

　所在地は、千葉県印西市泉野３ノ８。東関東道千葉北インターチェンジ（ＩＣ）から約18キロメートル。５階建ての施設の内、２階の一部を新センターとして運用する。運用面積は、約１万1355平方メートル。床荷重は、倉庫が１平方メートルあたり１・５トン。高床式バースで、バースの耐荷重は同２・５トン。設備はドックレベラー３基。

　新センターから450メートルに位置する既存センターでは、ホームセンターなどの多店舗展開する流通小売事業者の配送業や、アパレル・雑貨関連のＥＣ業務などの物流サービスを提供しているが、満床状態が続いている。新センターの開設で、利用者への対応力の拡大を図る。また、既存センターの強みを活かした効率的なセンター運営を目指す。