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24/04/24

西濃運輸、管理職の評価制度を刷新

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、高橋智社長)は4月、約560人の管理職の評価制度・給与制度を刷新した。多様な人材が成長できる機会の提供を目指す。
 従来の管理職は海外を含む全国拠点の勤務が前提だったが、個々のニーズに柔軟に対応すべく、改定後は海外を含む全国勤務が可能な「グローバル職」と、希望地域での勤務可能な「ローカル職」の2区分を設け、転勤範囲を選択可能とした。
 また、従来の業績主導の評価から、会社の理念、価値観、ビジョンに即した個人の行動やスキルを重視する等級制度に移行。さらに上司と部下で課題解決へ話し合うフィードバックの機会を拡大し、若手管理職の成長を支援する。
 西濃は、評価制度の刷新でより柔軟で多様性を尊重した組織文化を構築し、社員の成長を支援。若手社員の管理職・役員への登用も加速させる。