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24/04/24

プロロジス、東京・錦糸町に物流施設25年6月しゅん工へ

「プロロジスアーバン東京錦糸町1」完成予想図

 

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は2025年6月、都市型物流施設「プロロジスアーバン東京錦糸町1」を東京都江東区にしゅん工する。都心部に求められる物流施設と業務機能の両方を併せ持つ設計。既存のオフィスと物流施設の垣根を超えた新たなビジネス拠点として、多様なニーズに応える。
 所在地は、江東区毛利2ノ9ノ20。敷地面積は約2250平方メートル。鉄骨造5階建て、延べ床面積は約6470平方メートル。
錦糸町駅から約600メートルで、プロロジスアーバンシリーズの中で最も都心部に近い立地。都内の広域配送だけではなく、病院や商業店舗などへのラストワンマイル配送の需要に応える。
 複数企業の入居を想定しており、1階にはラストワンマイル配送拠点としての利用に向けた専用区画のほか、上階入居企業のための大型トラックの着車場、荷さばきスペースを備える。また、荷物用エレベーター2基を設置する。
 2~5階は床荷重1トンで、大容量の電力が使用可能。オフィスのほか、重量物の設置が必要なR&D(研究開発)拠点、サービスパーツ保管、ショールーム、セントラルキッチンなどの多様な需要に対応する。空調設備を備え、フロアごとの賃貸もできる。
 シリーズ7棟目。また、継続顧客の佐志田倉庫との初の共同事業となる。佐志田倉庫が抱える機能の更新ニーズに対し、プロロジスがソリューションを提供した。4月23日に起工式を執り行った。