三井不、大型商業施設でＥＣ出店～物流支援の新サービス

　三井不動産（本社・東京、植田俊社長）は、リアルとデジタルを融合し、ＥＣ店舗の出店から物流までをサポートする新サービスを開始した。大型商業施設でのポップアップ出店を通じ、商業と物流の両面からＥＣブランドの成長を支援する。

　統合コマースプラットフォーム「ecforce」を手掛けるＳＵＰＥＲ ＳＴＵＤＩＯと共に、オンラインとオフラインの融合ソリューションを商業と物流の領域に拡張した。リアルとデジタルのデータを統合し、情報を一元管理する仕組み。顧客にオンラインとオフラインの垣根を意識させず、モノやサービスの購入・体験を促す。
　出店プラットフォームのカウンターワークスと連携し、「三井ショッピングパークららぽーと」などでのＥＣのポップアップ出店をサポートする。また、物流フルフィルメントプラットフォームのオープンロジと連携し、物流サプライチェーンもリアル・デジタルの両面から支援。物流の外部委託が可能なほか、ＥＣサイトの受注情報の取り込みや倉庫への出庫依頼の自動化にも対応する。共創パートナーのエクシーク、ロジスティードのサービスも組み合わせて、ＥＣ出店や物流のニーズに応える。