• 物流施設

24/04/17

東京流通センター、「物流ビルA棟」モデルルームをリニューアル

 東京流通センター(=TRC、本社・東京、有森鉄治社長)はこのほど、東京・平和島の「物流ビルA棟」モデルルームをリニューアルした。物流ビルA棟の利用事例を体験できる、2023年12月に開設したモデルルームに3つの新しいコンテンツを追加。より具体的・視覚的に利用イメージを提案する。
 モデルルームは23年8月末にTRC敷地内にしゅん工した物流ビルA棟内に設置。最小約475平方メートル~標準約1436平方メートルの区画で、倉庫に加えてオフィス・ショールーム・メンテナンス拠点などとして利用できる「倉庫+α」の多目的な利用事例、ラストワンマイル拠点に適した都心部への良好なアクセスを体験できる。
 リニューアルでは、バースゾーンに搬出入車両をイメージできるラインを引き、車両の多数同時接車を視覚的にイメージできるようにした。また、倉庫部にラックを設置し倉庫を活用する際の動線をイメージできるようにしたり、倉庫部からバース部を見渡すことで物流ビルA棟の特徴である倉庫奥行きの浅さを実感できるようにした。さらに3D図面で6パターンの倉庫利用事例を紹介し、多目的利用を具体的にシミュレーション可能にした。
 物流ビルA棟は、免震構造6階建ての物流施設で、延べ床面積は20万2000平方メートル。JR浜松町駅から東京モノレールで10分の流通センター駅前に立地し、通勤アクセスにも優れる。

リニューアル内容の一つ、バースゾーンへのライン引き

倉庫部へのラック設置

3D図面による6パターンの倉庫利用事例のシミュレーション